梅雨が明けて夏本番到来。
日中の気温は35℃超え、猛暑日が続いてます。
ジリジリと肌を刺してくるかのように照りつける太陽、じめっとしてモワッとくる空気。もうほんと暑すぎます。
私の場合、仕事柄日中はほとんど屋外に居るんですが、もう堪らんわけです。
外に居ると何もしなくても汗が吹き出してくる状態。室内でも空調効いてないと汗だくになっちゃいますよね。
テレビなどでも連日のように、熱中症で救急搬送されたというニュースが報道されています。
最悪の場合は死に至るケースもある熱中症、結構恐ろしいんです。
いまや熱中症対策は必須項目。
対策グッズとして色んなものがあるんですが、私の場合去年から空調服という物を着ています。
最近はメディアでも取り上げられるようになり、着ている人をチラホラ見かけるようになってきました。服にファンが付いてるヤツですね。
空調服、ちょっと気になってる人も居るんじゃないですか？
涼しくなるの？いったいどんなもんなの？
というわけで、今回は空調服を実際に着てみて感じた事、気になった事を書いてみたいと思います。
空調服とは
私がいつも使っている空調服の画像で説明していきます。だいぶ汚れてますけど勘弁してくださいね(笑)
仕組みとしては…
二個のファンを使って、服の中へ風を取り込んで体を冷やす、って感じですね。
服の中で強制的に風の流れを作っていく訳です。
脇腹の後ろ辺りから風を取り込み、首元から排出します。
パソコンの冷却システムと似た感じですね。
【ファン】
ファンは、9㎝のものが二個。メーカーが違っても大きさは同じものが使われていると思います。
【バッテリー】
5V・7V・9Vとありますが、それぞれ弱・中・強とファンの回転速度が変更出来ます。
【取り付け方】
専用の服には、あらかじめ二つの穴が開けられています。
外側からファンを差し込み、内側から専用ナットで手締めします。
ファンの取り付け完了。
続いて配線。バッテリーとファンを繋ぐケーブルを服から垂れ下がらないように固定します。
バッテリーにケーブルを繋いで、取り付け完了。
私が使っている服には、バッテリーがすっぽりと収まる内ポケットが付いています。
使用感
それで、空調服を着てみてどうなの？涼しいの？って話ですよね。
実際に空調服を着て仕事をしている感想としては、一言でいえば…
まぁそこそこ、って感じかな？(笑)
「そこそこ…」
「えーっ、それじゃ駄目やん！使えないって事やん！」
いやいや、そういう意味じゃありません。
扇風機の真正面で直接風を浴びる時のような爽快感やクーラーの効いた室内に入る涼しさと比べれば、という事なんです。
周りの空気が暖かいと入ってくる空気は勿論暖かいですし、ファンも小さく風量もそこそこ。
「あー、涼しい！」とはなりません。
だがしかし、だがしかしです。
そこそこの風でも当たり続けるというのは、結構効果的な事なんです。
いくら通気性の良い服を着ていても、風に当たらないと効果半減。30分も動けば汗びっしょりになっちゃいます。夏場って意外と風吹かない事多いんですよね。
それが空調服なら、ずっと風に当たっている状態。個人差は有ると思いますけど、インナーなど汗でびっしょりになる事はそう無いです。
人は汗をかく事で体温を調整していますが、着ている服が濡れていると汗が出にくくなり上手く体温が調整出来なくなる。そういった事を空調服なら防いでくれます。そこそこの風でも大事なんですね。
ちょっとどうかな？って面もあります。
ひとつは服が重くなる、という事。ファンとケーブルとバッテリー、そこそこの重量になります。毎日のセッティングも少しめんどくさいかも。
もうひとつは、音です。
当たり前な話ですけど、ファンが回ってるので風切り音がします。パソコンのファン音の比ではないです。
風量強にすると、ブゥィーーンと結構な音量になります。まぁ、屋外で使う分には構わないんですが…というより気にしない事にしてます(笑)
最後にバッテリーについて。
1日8時間使用するとして、風量強のみで使ってるとバッテリーが持たない可能性あります。(私が使っているバッテリーでの話になりますが)
空調服は通気性ゼロ、ファンが止まると大変な事になります。比較的涼しい午前中は弱か中、暑くなる午後は強、私はそんな風に使っています。
まとめ
使用感は、そこそこ。
なんて書きましたけど、熱中症対策の効果はかなりあると思います。
私は雨の日は除いて、毎日空調服を着ています。そこそこの風でも重要なんですよね。
もういまや、空調服は手放せない感じ。
ただ、お値段がですね、普通の服に比べると結構高くなっちゃうのがネックになりますが。
でも、熱中症になって病院搬送、業務が一時ストップ…なんて事に比べると安いもんです。
私は費用対効果はあると思いますよ。
導入の価値ありです。
【おまけ】
夏場の差し入れで嬉しいもの。
くっそ暑い時に食べると最高なのです！
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