DIYでも始めてみるか!( ・`ω・´)
そう思い立ったところで
まず最初に揃えたいものと言えば、インパクトドライバーではないでしょうか。
テーブルや棚造りだとかウッドデッキ造りなど、木工をする際には是非とも欲しい電動工具ですよね。
まぁ木工DIYでは、必須アイテムといったところだと思うわけです。
そのインパクトドライバー、一万円を切るものから五万円を超えるものまで色々な種類があるんですが、価格が違うということは、当然ながら能力・機能に違いがあるということ。
DIYで使っていこうという場合、どのような価格帯のインパクトドライバーを買えばいいのかって結構悩みどころじゃないでしょうか?
もちろん、「大は小を兼ねる」ので一番高いものを買っておけば間違いは無いんですが、「たまにやるDIYでそこまで要るの?」って話にもなりますし、高価なものは嫁の承諾を得るのも大変難しいものですよね(笑)
かといって、ネットなどで激安品を買って「使い勝手が良くない」だとか「トルクが足りない」なんてなるのも避けたいところだと思います。
先日、家庭用としてインパクトドライバーを購入したんですが、実際ちょっとだけ悩みました。
なるべく安くて使えるものが欲しいですからね^^;
そして、購入したのはマキタ製のMTD001Dという機種。価格は約15,000円。
ネットで調べてみると、この機種は価格.comで上位にランキングされています。
やはり、この価格帯のものが気になってる人が多いということでしょうね。
そこで今回は、購入した機種MTD001D使って木製フェンスなどを作ってみたんで、実際の使用感・使い勝手について書いてみようと思います。
15,000円のインパクトドライバーの実力やいかに?
付属品・スペック
同梱されているもの
本体と付属品は、ケースに入っています。
同梱されているものは、以下になります。
- インパクトドライバー本体
- 充電器
- 予備バッテリー1個
- ビット1本(ビットサイズ+2)
- 取扱説明書
ケースは割りとしっかりしていますし、保管のしやすさは十分ですね。
一応ビットも入ってるんで、購入して即使用が出来るようになってます。
スペック
本体寸法 | 143mm×82mm×227mm |
重量(バッテリー含む) | 1.2kg |
電圧 | 14.4V |
最大トルク | 145N・m(1480kgf・cm) |
バッテリー | 1.5Ah |
簡単にスペックを紹介しますと
本体の重量は1.2kg。
バッテリーが小さいぶん、比較的本体は軽めです。
ヘッドの長さは、143mm。
ヘッドとは、本体上部のモーターが付いてる部分の事です。ここが長すぎると狭い場所で使い辛かったりするんですが、この機種はまぁ普通ですね。短くも長くもない、といった感じです。
電圧は14.4V。
マキタのインパクトドライバーは、7.2V・10.8V・14.4V・18V・36V・40V、と6種類の電圧のものがあるんですが、この機種は中間くらいにあたります。
最大締め付けトルクは、145N・m
この最大トルクというのは基本的に電圧と関係してくるものです。この機種は14.4Vですから、こんなものかな?という感じです。ぶっちゃけ、145N・m(ニュートン)と言われてもピンとこないと思いますが(笑)
使用感は後述します。
バッテリーは、1.5Ah。
バッテリー容量は少ないですね。上位機種の半分以下しかありません。ただ軽さには貢献している部分ではあります。
そして、この機種の最大の問題点なんですが
このバッテリーは、この機種専用。他のマキタ製品との使い回しは出来ません。
木工DIY用の工具はマキタ製品で揃えようと考えてる人は、注意が必要ですね。
機能
次に、機能について見ていきます。
LEDライト付き
トリガーを引くと、ライトが点灯して刃先を照らしてくれます。
機能は以上ですw
ドライバー機能以外のものは、これだけ。
無駄なもの?を削ったシンプルなインパクトドライバーです(笑)
ちなみに上位機種だと、能力の違いはもちろん作業別に打撃などのモード切り替えがあったりと、便利機能が搭載されています。
マキタ インパクトドライバTD171(18V)黒 トルク180Nm 6Ahバッテリ2本・充電器付 TD171DRGXB
使用感
使用感の前に
ちなみにですが、普段仕事では日立工機製(現HiKOKI)のインパクトドライバーを使っています。
こういった電動のドライバーの類いは、インパクトドライバーが世に出回る前から使ってるんで、一般的な人より使い慣れてるほうだと思います。
まずは、握ってみた感想です。
グリップは握りやすい形状になっています、特に違和感はありません。
重さは1.2kgと軽めなタイプで、重さも特に感じませんしバランスも悪くありません。普通に使える扱いやすいインパクトドライバーだな、という印象ですね。
トルクは?
トルク…ビス止めや穴開け時の強さはどうなのか?というところですね。
先日、木製フェンスを作った時にこの機種MTD001Dを使ってみました。
木杭に胴縁(どうぶち)を取り付ける時に72mmで、胴縁にワンバイ材を貼り付ける時に32mmで、ビス(コーススレッド)を打ってます。
ビス止めは、先に穴あけは行ってません。直止めです。
結論から言うと、何の問題もありません。
32mmのビスも、72mmのビスも余裕で打ち込めました。今回は使ってませんが100mmを超えるビスでも大丈夫でしょう。
他にも、13mmのドリルを使って木杭に穴開けもしたんですが
二本まとめてサクッとドリルは貫通します。
これもまぁ余裕です。
145N・mというトルクは
DIYで使われる木材、杉材やワンバイ・ツーバイ材なら余裕で作業できる力である、ということですね。
バッテリーの持ちは?
これは、ぶっちゃけ良くありません。
上記のフェンス作りの際、ワンバイ材を100枚近く連続で貼りつけたんですが、二回はバッテリーを交換したかな?
バッテリーが切れるのは早いです。
普段は5.0Ahのバッテリーを使ってるんで、なおさらそう感じるのかもしれませんけど。
ただし、この機種は予備でバッテリーがもう1つ付いてます。
充電は急速ではありませんけど、容量が小さいぶん比較的早く充電が完了します。30分ちょっとくらいかな?
充電をしてる間に、もう一つのバッテリーで作業する。DIYでの使い方ならば、これで対処は十分可能です。
フェンス作りの際も、充電完了待ち…なんて事はありませんでした。
ビスを何百本も打ち続ける、なんて作業はそうそう無いですしね。
要は工夫次第ですね。どうにかなります。
その他
あと気づいた点なんですが、この機種には防水防塵の機能は無いようです。
取扱説明書には記載がありませんでした。
屋外での使用の際には、気をつけたいところですね。
まとめ
マキタ製のMTD001Dの特徴です。
- 価格は約15.000円、お手頃な価格
- 本体は比較的軽めで、取り扱いはしやすい
- 能力は、木工作業ならば十分な力を持っている
- バッテリー容量は小さいけど、予備付きでDIY作業用ならば十分に対応可能である
家庭でのDIY用途では、必要かつ十分なインパクトドライバーだと言えます。
ただし、悪い面もあります。
バッテリーはこの機種専用で、他マキタ製品との互換性はありません。
マキタ製品で工具を一式揃えようと思ってる人には向かないかもしれませんね。
DIY用としては十分な能力を持ったインパクトドライバーです。
この機種は断然おすすめですっ!とはいきませんけど、特にこだわりが無い方や価格優先の方にとっては、全然「あり」なインパクトドライバーです。
マキタ インパクトドライバMTD001(ライト型14.4Vバッテリ使用) 1.5Ahバッテリ2本・充電器付ケース付 MTD001DSX
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