以前から考えてはいたけど、なかなか取りかかれてなかったDIYフェンス作り。
コロナ騒動で何処へも行けなかったんで、ゴールデンウィーク休みを使って挑戦してみました。
材料は全てホームセンターで簡単に手に入るものを使用してます。
現況、というか着手前はこんな感じでした。
竹と何の種類か分かりませんけど木が雑然と並んで、非常にみっともない状況。
みっともないのは、手入れをやってないからなんですけどね^^;
この木と竹を伐採して、新たにフェンスを作っていく。そういう計画。
今回は、その顚末記になります。
ちなみに、作業するのは私一人。
ほか家族は、嫁と娘のみ。手助けは借りれない状況です(。-ω-)
問題点と完成のイメージ
やるにあたって、DIYブログやYouTubeを幾つか覗いてみたんですが、フェンス作りはブロックを利用したものがほとんど。
まぁそうですよね。それが手っ取り早いです。
ただ、ウチの場合は問題がありました。
ブロックが古くて、かなり心許ないんです。
継ぎ目にひび割れもあります、ヤバし^^;
ちょっとこれじゃあ、ブロックの上に作ったところで、台風などの強い風を受けたらブロックごと倒れてしまいそうです。
ブロックを補修する、立て直す、というのも考えましたが、手間がかかりすぎるし費用も増えちゃいます。
ということで、ブロックの利用は断念。
新たに支柱を立てて、フェンスを作っていくことにしました。
イメージとしては、このような感じ。
これは建設現場などにしてある仮囲いなんですが、基本こういうイメージで支柱立てからやっていきます。
基礎~支柱を立てる
基礎作りを始める前に、ひと仕事。
竹と木の伐採からです。大きなものは無いんで、手ノコで切ったんですが
木や竹って切ってみると結構な量になるんです。処分が結構大変でした^^;
基礎の準備
そして、支柱を立てるための基礎作りです。
支柱を1.5m間隔で立てていくつもりなので、その部分をスコップで掘っていきます。
縦・横・深さ、共に40cmが目安。
ただ、これが大変だったんです。
木の根、竹の根、たくさんの石ころがあって、穴掘りは難航しました。ひとつの穴を掘るのに小一時間はかかったかも。
このフェンス作りを通して、一番大変だった部分でしたね。
古いスコップは、お亡くなりになりました(合掌)
まぁ、そんなこんなで穴掘り完了の図。
若干、予定より穴が小さくなりましたけど、もうこれ以上は体力の限界。気にしないことにします^^;
次の工程は、掘った穴の締め固めです。
大ハンマーで軽く突いて、掘った部分を固めます。これって意外に大事な工程ですよ。
次に、砂利を敷き詰めて基礎の準備は完了です。
そして、ここに基礎になるものを置いていきます。
本来なら、しっかりとした束石がベストなんですが
今回は経費節約のため、ブロックで代用します。
使うのは、150mmのブロック。
こいつを半割りにして使います。
支柱をブロックの穴にすっぽりと入れて立てるイメージです。
モルタル練り
次は、セメントモルタル作りです。
これは、ブロックを固定してやるために使います。
あまり詳しくない方向けに、説明しますと
モルタルとは、セメントに砂を混ぜたものを言います。
ちなみに、このモルタルに砂利を混ぜたものがコンクリートです。
モルタル作りに必要なものは
セメント
スコップ
水
トロ舟(コンパネでも可)
これらを使って作ります。
まずは、トロ舟に砂を入れます。
※下写真の容器がトロ舟です。ホームセンターで1,000円程度で購入できます。コンパネのような大きめの板でも出来なくはないです。
混ぜる割合は、セメント : 砂 = 1 : 3 。
上写真の砂は袋入りで18kgです。
セメントの割合は1/3ですから、6kgを足してやります。
細かく計量するまではありません、目測で大丈夫です(たぶん)。
砂とセメントを、スコップでムラなく撹拌します。
きちんと混ざったら、水を投入。
水は、いきなり全体にかけるのではなく、端から入れてやった方が良いです。
水を少しずつ足しながら、端から練っていきます。こうすれば、練り残しが減りますし、含水の管理もしやすくなります。
軟らかくベチャベチャにならないように、丸く団子が作れる程度にモッチリとした感じに練っていきます。
基礎~支柱設置
準備が出来たところで、基礎を作っていきます。
まずは、砂利の上にモルタルを4~5cm程度の厚さで敷き詰めます
その上に半分に割ったブロックを置いて
軽く押しつけながら、前後左右の水平を出してあげます。
ちなみに、この水平器は百均製です^^;
水平を出したら、ブロックの周りにモルタルを足して、固まるまで放置します。
モルタルが固まりブロックが固定されたら、支柱を立てていきます。
使う材料は、こういう丸い木杭です。
ちょっと安っぽい気はしますが、なるべく安くあげたいので…^^;
ブロックの穴に木杭を差し込んでいくわけですが、固定用にこんなものを使いました。
私はセメントミルクと読んでいますが、セメントに水を混ぜたものです。
薄くなりすぎないよう、トロトロな感じに混ぜてあります。
これを、ブロックの穴に注入します。量は穴の8分目くらいを目安に。
そこに、木杭を差し込みます。
そして、水平器を当てながら垂直になるように傾きを調整していきます。
木杭の固定は、要らない木片で作ったクサビを使います。
垂直に固定できたら、固まるまで一晩待ちます。
固まったら、あとは埋め戻します。
大ハンマーでブロックの周りを締め固めながら土を埋めて、基礎と支柱立ては完了です。
今回は、これを8箇所やりました。支柱が計8本ということですね。
作業日数は3日くらい。
けっこう、かかっちゃいましたね^^;
セメントの硬化待ちがあったし、休み休みの作業だったんで、こんなものかな?とは思いますけど。
基礎作りのまとめ
ぶっちゃけ、手作り感満載な基礎作りになったことは否めません^^;
今回使った材料より、もっとスマートで良いものが探せば有るんですけどね。束石とか支柱とか。
ただ、今回は手軽に手に入る材料で工夫しながらやってみよう、ということでやってみました。
強度的には、かなり頑丈な支柱の基礎が出来上がったと思います。ちょっとやそっとの事じゃ倒れませんよ。
この後は、フェンスの部分の作業に取りかかっていきます。
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