トーションビット、って知ってますか？
DIYに詳しい方や建築関係の方なら当然知っているでしょうし、既に愛用されている方も多いと思いますが。
知らない方やイマイチよく分かってない方のために、簡単に説明すると
電動ドライバーなどの先端に取り付けるビットの種類の一つで、ビットにクビレがあって耐久性に優れている、というもの。
トーションとは「ねじれ」という意味で、ビットのクビレて細くなった部分がねじれる事によって衝撃を吸収し、ビット部分にかかる負担を減らしてくれる。
こういうことらしいです。
最近のインパクトドライバーなどは、能力が上がってトルクが大きいですから。その大きな力に対応できる、こうしたビットが必要になってくるんですね。
トーションビットって、ざっくり言うとこのようなものなんですが、実は私使ったことはありませんでした^^;
インパクトドライバーはよく使いますけど、どちらかというと普段はビス止めよりもナットの開け閉めの方が多いんです。レンチ的な使い方ですね。
ノーマルなビットでもビス止めに困るわけではないし、特に必要無いかなって。
そう思ってたんですが
先日ホームセンターに行った時に、たまたま目に止まったトーションビットを物は試しに買ってみたんです。
選んだのは、ベッセルのサキスボというもの。
何気なく選んだこのビット、半信半疑ながら使ってみたんですが、実に使い心地が良いんです。
ノーマルビットとは一味違う。
良い意味で裏切られました。
Contents
サキスボ
サキスボ
「先がすぼんでいる」からサキスボってことなんですかね？
「すぼむ」「すぼまる」「すぼめる」…よく分かりませんけど、まぁそういう事だと思います(笑)
「VESSEL」と書いてある細くなったところが、トーションな部分ですね。
ノーマルと並べてみました。(※ノーマルビットは、インパクトドライバーに付属してたものです)
上がノーマルビット、下がサキスボ。
先端部分にもクビレがつけてありますね。
ビスにハマりこむ先端の形状は、そう変わらないように見えますが、サキスボの方がシャープな感じ。シュッとしてます。
そして、マグネット付きです。
みんな大好き、MADE IN JAPANの表記もありますね。
ビスとの収まりが良い！
まず使ってみた第一印象は
「あっ、収まりが良いやん！これ」
ビスに、ぴったりとハマりこむんです。
ノーマルビットとの違いは、はっきりと体感できるレベル。
試しに、ノーマルビットをビスの上に乗せて、指で軽く揺すってみます。
きちんと収まってはいますが、遊びがあります。安定は良くありません。グラグラとした感じです。
接写するとこんな感じ。
端っこに隙間が出来ちゃってます。
一方、サキスボは
ぴったりと収まります。
遊びはあまり感じません、ノーマルビットに比べるとかなり安定してます。
ノーマルビットと比べて、隙間が小さいのが分かるかと思います。
この収まりかたの違いは、当然ながらビスを止める際に影響してきますよね。
実際、とてもスムーズにビス止めすることが出来ます。無駄な力を入れる必要はありません。
電動ドライバーでビスを回転させてる時に、ビットがビスから外れて木にボッコリと傷をつけてしまう(>.<)
ビス止めあるある、だと思いますが(笑)
このサキスボなら、そんな失敗はかなり減るんじゃないですかね。
ちなみに、サキスボのトーションな効果なんですが、私には特に感じることが出来ませんでした。
スムーズな回転に影響してるのか、しないのか、はっきり言って分かりません。
繊細な方なら分かるのかもしれませんけどね。私おおざっぱな性格なので…^^;
耐久性についても、まだ使って日が浅いのでまだ何とも言えません。もうちょっと使ってみてからですね。
また感じたこと分かったことがあれば追記していきたいと思います。
まとめ
ベッセルのトーションビット、サキスボは
ビスとの収まりが良くて、とても使いやすいビットでした。
DIY初心者や電動ドライバーが苦手な方には、特にオススメです！
耐久性もトーション効果で優れている(…はずです)
実際、こういうビットを侮ってました。
食わず嫌いだったことを少し後悔してます^^;
ベッセル(VESSEL) サキスボ スリム トーションビット 両頭 +2×φ4.5×65mm 2本組 SDT142065
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