ネジ回しのコツ、手回しドライバーの正しい使い方入門!

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ネジ回しって苦手、ドライバーが上手く使えないです…

 

そんな方は居ないでしょうか?

 

ネジにドライバーを当てて、いざ回そうとするとネジからドライバーの先端がポロリと外れてしまう…

固く締まったネジが外れない…

どうしてもネジ山を潰しがちになっちゃう…

 

慣れない方や苦手な方にとっては、あるあるな事だと思います。

これって恐らくですが、「力の入れ方が間違ってる」んですね。手回しドライバーの使い方がおかしいんだと思うんです。

 

正しく握って、正しく力を入れて、正しく回せばネジ回しって、そんなに難しいものではありません(^-^)

 

ということで、今回は

手回しドライバーの使い方入門」ということで、書いてみたいと思います。

 

私が普段やってるやり方で、特殊な事をするわけではありません。ちょっとしたコツですね。いたって簡単です(^-^)

 

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超基本的なこと

まずは基本的なことからです。

 

ネジ(ビス)を締める、外す、どちらでも同じなんですが、ドライバーとネジは一直線になってないといけません。

 

曲がってる

上の写真は極端な例ですが、ドライバーのビットとネジが曲がってます。

こうでは、ドライバーの力がネジに伝わりませんし、ネジ山が潰れる原因にもなりますね。

 

一直線

ドライバーはネジに対して真っ直ぐに、一直線になるように、そして回す。

こうすれば、ドライバーにかけた力がそのままネジに伝わりますし、ネジ山をナメる(潰れる)ことも少なくなります。

 

これが基本です。

 

そんなもん、言われんでも分かっとるわ!

 

そんな声が聞こえてきそうですが(笑)

まぁこんなことは、誰もが知ってる当たり前なこと。今さら言うことでは無いかもしれません。

 

ですが、ネジ回しが苦手な方というのは、この超基本的なことが出来てない。頭では分かっているけど、やれてないんだと思うんですね。

 

ドライバーをネジに対して、真っ直ぐに押しながら回す。

これを頭でイメージしながらドライバーを回すことが、大事なんです。

 

ドライバーの使い方

それでは、私が実際にやってる使い方です。

 

私のやり方を簡単に言うと

ドライバーを、手のひらで押しながら、指で回す。

こんな感じでしょうか。

 

「押す」と「回す」を別々にやってるんです。

 

例えば、指だけで「押す」「回す」を同時にやろうとすると、どうしてもバランスが崩れやすくなります。

縦と横、力をかける方向が違いますからね。回した時にドライバーが安定し難いんです。

 

これを分けてやれば、それぞれがスムーズに出来るようになる。というわけです。

 

握り方

握り方は、このような感じ。

ドライバーの握り方

グリップをガッチリとは握りません。

グリップのお尻の部分を手のひらに当てて、包み込むように握ります。

 

手のひらにあてる

グリップを当ててるのは、中指の付け根より少し下くらいです。

 

この押し当てた部分で、真っ直ぐに押してあげる感じです。

真っ直ぐに押す

 

回し方

回す際に使うのは、指だけです

手のひらに押し当てたグリップのお尻の部分を軸(中心)に、指だけでクルクルと回してやります。

指だけで回す

私の場合は、親指・人差し指・中指の三本を使って回すことが多いですね。

言ってみれば、リングの貞子のように指を動かすって感じです(笑)

 

回す際の注意点としては

手のひら(手の甲)は動かしません。もちろん手首も腕も固定したまま。

ドライバーを、手のひらの下でクルクルと回します。

手首や腕が動いてしまうと、ドライバーも一緒にグラグラと動き、ブレやすくなるんですね。

 

手のひら(手の甲)でドライバーを安定させながら押し、指で回す。

こうすれば、ネジをスムーズに回すことが出来ます。

 

オススメ出来ない握り方

例えばですが、こういう持ち方はオススメ出来ません。

ガッチリ握る

テニス等のラケットを持つような握り方です。

 

しっかりとは握れるんですが、ドライバーを回す際に手首も一緒に回ってしまいます。

当然、バランスはブレブレになって安定させるのが非常に難しくなります。

私は絶対にやらない握り方です。

 

短いドライバーの場合は

例外として、こういう小さいドライバーの場合です。

短いドライバー

これは、百均で売ってる8本セットのドライバーですが

家には、こんなドライバーしか無いよ…

なんて方も居るかと思います。

 

こういう短いドライバーの場合はどうするのか?

 

グリップが短くて、手のひらに押し当てることが出来ません。ドライバーごと手の中にすっぽりと収まってしまいますよね。

ですから、上で説明した握り方は当然ながら出来ません。

 

こういう場合の握り方は

短いドライバーの握り方

こういう感じになります。

握り方は基本的に同じです。グリップのお尻が手のひらに付くか付かないかの違いだけですね。

回し方も基本的に同じ。グリップが手のひらに当たってる時と同じように回します。

 

ですが、手のひらで押すこととバランスを取ることが出来ません。

「押す」と「回す」「バランスを取る」を指で同時にやることになりますから、一般的な大きさのドライバーより難易度は上がります。

 

実は、苦手な方こそ大きめなドライバーの方が使いやすい、と言えるんですね。

まとめ

手回しドライバーは

手のひら(手の甲)でドライバーを安定させながら押し、指で回す。

これが、コツです。

 

もうひとつ付け加えて言うと

ドライバーを回す時は、手首を一緒に回さない・動かさないこと。

これも大事なことです。

 

苦手な方は、これらに気をつけて是非やってみてください!

きっと、ネジ回しが簡単に思えるようになるはずです(^-^)

 

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