平成の携帯電話を振り返る!ポケベルからスマホまで!

スマホ・携帯電話
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こんにちは。GGです。

約30年続いた平成が終わり、令和が始まりましたね。

平成の時代、冷戦の終結とか大震災とか消費税導入や政権交代やリーマンショックなどなど、様々な事が起こりました。また様々な事が進化し便利になっていきましたが、とりわけ通信技術の進化進歩は凄いものがありましたよね。

今ではほとんどの人が当たり前に持っている携帯電話だけど、平成の初め頃は持っている人はほぼ見かけなかったよ!

今回は、著しく進化した平成の携帯電話について、ざっくりとですが、GGなりに振り返ってみたいと思います。

 

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携帯する電話

ポケベル

まず携帯電話の前に一般的に普及したのは、ポケベル(ポケットベル)でしたね。

ポケベルの歴史より引用

普及当初は一般電話からの呼び出し専用でした。

外出先で物凄く忙しい時にポケベルが鳴って、「あ~、めんどくせっ!」と思いながら公衆電話探してたのを覚えてます。この当時は、外出先で呼び出される事に慣れてなかったんです(笑)

数字の語呂合わせによるメッセージも流行ってましたね。後半は文字送信にも対応してました。

日本初

NTTドコモ歴史展示スクエアより引用

通称しもしも電話(笑)。ショルダーホンです。NTTの前身、日本電信電話社製。登場は1985年9月、昭和60年だったんですね。外に持ち出せる自動車電話、ということみたいです。

これが最初の携帯電話と言われてますが、契約料や使用料が高額で会社の社長や重役とか金持ちのボンボンとかが持っているイメージ。まだまだ一般的ではなかったです。

初めて触った携帯電話

auケータイ図鑑より引用

たぶん、これだったと思いますw この頃の記憶は曖昧です(笑)

画像は、HP521(MICRO TAC Ⅱ)モトローラ社製。もちろん機能は通話のみで、連絡先の保存メモリも少なかったです。たしか、10件くらいだったかな?

携帯電話を所持する

1995年頃より使用料等が安くなり、一般庶民にも普及し始めました。GGの周りでも次々に携帯電話を持ち始め、ついに生まれて初めての個人携帯電話を手にします。

auケータイ図鑑より引用

画像は、HP-10P。Panasonic製。

たぶん、これでした(二回目w)物が残ってませんし、記憶が…(笑)

キャリア会社は、auの前身である九州セルラーでした。機能は通話のみ、だったと思ってましたが、伝言メモと音声メモもあったんですね。

基地局

初めての携帯電話を手にした頃、GGは携帯電話の基地局建設に関わる仕事をしていました。

基地局とは、アンテナと無線基地局装置を備えた物の事です。

このような鉄塔見かけた事ありませんか?

これは、郊外型で山間部や山頂に建ってるタイプです。市街地ではビル・マンションの屋上に設置してありますね。

この頃(携帯電話普及期)は、このような基地局の建設ラッシュでした。市街地から少し離れた郊外でも、まだまだ電波が繋がり難かったんですよ。

主にdocomoの基地局建設に携わっていましたが、豊富な資金力を持つNTTdocomo、力を入れていました。人里離れた山間部や離島にもどんどん設置していました。そのおかげもあって、今でもdocomoは郊外や山間部での電波状況が良好なんですね。

で、NTTの担当者として顔を合わす手前、九州セルラーの電話持ってるのは具合が良くないだろうという事で、GGはキャリア会社をdocomoに変更する事になります。

docomo携帯電話の歩みより引用

mova P201 HYPER

初めてのdocomo機種。これも物が残ってませんが、当時の人気機種でした。そういえば、当時はパナソニックの端末が一番人気でしたね。

高さ130㎜・幅41mm・厚さ23mm・重さ97g。デザインも結構シンプルで、イイ感じです。今でも通話専用端末として使っても全然おかしくないでしょ?

 

進化する携帯電話

1990年半ば頃、携帯電話はアナログ通信からデジタル通信へと切り替わり、進化が加速し始めました。

この頃のデジタル通信は、2G回線。通信速度は、2.4~28.8kbpsでした。

2G…第ニ世代移動通信システム(2rd Generation )の略です。

i-mode

1999年2月、iモードサービス開始。

携帯電話のインターネット接続サービスの始まりですね。

auの前身セルラー(IDO)グループはEZweb、ソフトバンクの前身J-PHONEはJ-スカイ、という名称でした。

この頃すでに普及が始まっていたインターネットですが、まだ自宅にパソコンを持っている人も多くなくて、浸透途上って感じでした。そんなインターネットに疎い人たちでも気軽に手軽に触れる事が出来る!という意味では大きい出来事だったですね。

小さくて解像度が低い画面で携帯電話に特化した専用コンテンツしかほぼ見れなかった、このi-mode。今から思うととても使えたシロモノじゃなかったです(笑)が、当時としては画期的でとても重宝してました。

当時データ通信料は使用した量に応じて支払う従量制で、〇〇な画像やサイトを見まくって月の請求額5万円オーバー…なんて事もありました(笑)。当時の嫁の顔を思い出すとゾッとしますw

 

それともう一つ、メール機能が携帯電話で使えるようになったのは大きい出来事ですね。パソコン要らずで外出先でも簡単にメールを送れる、凄く便利になった大きな変化で、世界が広がりました。

カメラ機能搭載

続いての大きな変化、カメラ機能です。

 

Wikipediaより画像引用

J-SH04

2000年11月にJ-PHONEから発売された、たしか初のカメラ付き携帯電話です。横96ピクセル×縦128ピクセルの撮影が出来る仕様でした。

そしてこの機種の後継J-SH07を機に、カメラ付き携帯が主流になっていきました。

カメラ付き携帯で撮った写真をメールに添付して送信する…「写メール」って言葉が流行りましたね。

「写メール」、J-PHONEの登録商標だったんですが、J-PHONE以外のキャリアでも「ちょっと写メ送って!」なんて普通に使われていました。GGはいつも「それはちょっと違うやろ!」って違和感持ってました(笑)
他にも着メロ機能もこの頃でしたね。単音~3和音~16和音~64和音~128和音、と少しずつ進化していました。3和音くらいの頃はケータイ雑誌見ながら、自分で手打ちして作ってました。今から思えばかなり貧相なメロディ。アホくさい事してました(笑)。

3G~4G

2001年10月、FOMAサービス開始。

3G回線が始まった訳ですね。通信速度は数Mbps~14Mbps。この頃から、携帯電話が動画サービスに対応していくようになり、進化が加速していきます。

docomo機種で言えば、900iシリーズくらいからだったかな?

3G…第三世代移動通信システム(3rd Generation )

 

そして2004年、Felicaサービス開始。

いわゆる、おサイフケータイが始まったのもこの頃だったんです。

 

この3G、FOMA時代の携帯電話が残っていました。

SH903iTV

2007年発売。

シャープ製で、AQUOSケータイと銘打たれていました。3.0インチの液晶画面が中心を軸にクルリと90度回転する、という斬新な仕掛けでした(笑)。

液晶解像度は240×400ドット(ワイドQVGA)、当時はこれでもハイスペックだったんです。

 

F-01B

2009年発売。

富士通製で、カメラの有効画素数は1,220万画素。液晶解像度は480×960ドット。IPX8等級の防水機能に対応していました。

ゴルフレッスンが出来たり、脈拍を測定出来たり、ブルーレイディスクレコーダーと連携出来たり…便利機能満載。

ちなみに、この機種のプリインストールiアプリです。

もじぴったん歩き旅
ドラゴンクエストIII(体験版)
ドラゴンクエストもっと不思議のダンジョンMOBILE(体験版)
対戦パズルボブル-Light Edition-(体験版)
桃太郎電鉄WORLD遠距離対戦版 2年決戦(体験版)
リッジレーサーズVS trial version(体験版)
タッチDE対戦ボウリング(体験版)
タッチDEゲームパック
ロジックパズルF
プチプチズーキーパー ver.F
ケータイ脳力ストレッチング2(東北大学 川島隆太教授監修)
ETGAスウィングレッスン
VoiceShelf for F
日英版しゃべって翻訳 for F
いっしょにデコ
iアバターメーカー
ロケーションレーダー
モバイルGoogleマップ
Gガイド番組表リモコン
iD 設定アプリ
DCMXクレジットアプリ
モバイルSuica登録用iアプリ
ヘルスチェッカー
@Fケータイ応援団INFO
ROIDウィジェット
Start! iウィジェット
iWウォッチ
地図アプリ
楽オク☆アプリ
iアプリバンキング
マクドナルドトクするアプリ
株価アプリ
Googleモバイル
FOMA通信環境確認アプリ
ドコモ料金案内
ビックポイント機能付きケータイ
ヨドバシゴールドポイントカード
モバイルAMCアプリ

THEガラパゴス携帯ですね…。
そして、通信速度は高速化していき、4G時代へ。
代表的な規格の一つがLTE(Long Term Evolution)です。厳密にいえば3.9Gらしいですが、通信速度は75Mbps~1Gbps程度と謳われています。
4G…第四世代移動通信システム(rd Generation )

スマートフォン

スマートフォン…賢い電話、と訳されますね。

ここでは、一般的に知られるAppleのiPhoneやGoogleのAndroid端末を中心に振り返ります。

 

iPhone

2008年 iPhone3G発売。

最初はソフトバンク独占販売でした。前面のボタンは一つだけでシンプルでスマートなデザイン。今のスマホデザインの原型ですよね。ただ当初は一般的にはそれほど人気は出なかった感じだったですね。

しかしその後発売されたiPhone3GSiPhone4で性能が向上し人気爆発、ソフトバンクの株も一気に上がりました。電波が弱くていまいち使えないキャリア会社、というイメージでしたが、一躍人気キャリア会社へと昇りつめました。

iPhoneは、先端を行く性能とデザインで、いまでは国内シェアNo.1。不動の人気ブランドとして確立されました。

docomoは2013年から、auは2011年から発売開始されてます。ちなみに、三大キャリア会社では、スマートフォンとは別に分類してありますね。

Android

一番最初のAndroid端末は、HTC製スマートフォンHT-03Aらしいのですが、一般的に知られはじめたのは、ソニー・エリクソン社製のXperia登場くらいからでしょうか。2010年ですね。

他にも、東芝・シャープ・サムスン(Galaxy)などから発売が始まりましたが、まだRAMメモリもストレージも少なく使い勝手はあまり良くなかったですね。液晶は4インチ程度で解像度は480×800位が主流でした。

SIMフリー

2015年、SIMロック解除原則義務化がスタート。

国内主要三大キャリア会社で販売されているスマホ端末は、他社のSIMカードを認識させないようロックが掛かってましたが、利用者の要望に応じてロック解除に応じなければならなくなった、ということです。つまり、自分のスマホはそのままに、SIMカードを差し替えて別の通信会社へ乗り換え出来るようになった訳ですね。

MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)、自社で基地局を持たず主要キャリア会社の回線を利用して格安料金でサービスを行う会社もこの頃から増えてきました。楽天モバイルUQ mobileQTmobileLINEモバイルなどがそうですね。

ほぼ主要三大キャリア会社に限定されていた回線契約ですが、自由に回線会社を選べるようになりました。

 

Android端末もiPhone同様、年々進化していってます。

CPUやGPU(グラフィック)の性能向上、RAMメモリ・ストレージメモリの大容量・高速化、液晶はFHDや4Kにも対応し、カメラ機能もコンデジに匹敵する位な性能…スマホ誕生時に比べると、倍以上は性能が進化してるんじゃないでしょうか?
一般的な日常的使用なら、ミドルレンジや廉価版の端末でも必要十分な気もしますけどね。

 

まとめ

通話機能にとどまらず、LINE・Twitter・Instagramなどで手軽に情報共有、YouTubeなどで色んな動画を観賞、オンラインでFeliCaで買い物、デジカメ・ビデオカメラ替わりに撮影保存…。もはや、なくてはならない物になりました。スマホ無かったら、どうやって暇を潰せばいいのか判りませんよね(笑)。

2020年には第五世代の通信システムである5Gサービスが始まります。4Gに比べて、より大容量通信が可能になるらしいですが、いったいどんなサービスが普及して行くんでしょうかね?果たして昭和生まれのオッサンでもついていけるのか?

戦々恐々と見守って行きたいと思います。

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