窒化ガリウムのUSB充電器はココが凄い!おすすめ3選

RAVPower 61W スマホ・携帯電話
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窒化ガリウムのUSB充電器とは?

 

知ってる人は知っている

知らない人は何のこっちゃわからん

 

といったところではないでしょうか?

 

ともすれば、スマホユーザーの大部分の人が知らないのかもしれません。

家電量販店やキャリアショップなどでは、ほとんど見かけませんしね。

 

ただ、この窒化ガリウムの充電器は優れた特徴があるんです。

それは

小型なのに高出力、それでいて発熱が小さい

ということ。

 

コンパクトなサイズながら、スマートフォンにタブレットにノートパソコンまで充電可能なんです。

しかも、充電中でも熱くならない。

 

結構な優れものって感じでしょ?

 

ということで、今回は

そんな窒化ガリウム充電器について見ていきたいと思います。

 

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特徴は?

窒化ガリウム充電器内部

まずは、窒化ガリウムって何?って話です。

聞き覚えの無いというか馴染みの無い言葉で、私もよくわからなかったんで、少し調べてみました。

 

窒化ガリウムとは?

簡単に言うと

窒化ガリウムとは、半導体(集積回路)に使われる素材のことです。

 

電子機器や電化製品には、半導体(集積回路)というものが使われています。USB充電器も同様です。

現在一般的な充電器は、半導体にシリコン(Si)という素材を使ったものが主流なんですが、より高出力なものを作ろうとする際に発熱とか大型化してしまう、といった問題が生じます。

 

そこで、次世代の素材である窒化ガリウム(GaN)です。

 

電気の変換効率に優れた窒化ガリウムを使って、高出力ながら発熱を抑え、かつ小型化する。

そういう事が可能になるわけなんですね。

 

ざっくり言うと、このような感じ。

 

電気の変換効率が優れている素材

それが、窒化ガリウムというものです。

 

メリット

窒化ガリウム充電器のメリットは

・高出力・大容量の充電が可能
・コンパクトなサイズ
・発熱が小さい

これらの特徴をすべて兼ね備えている、という点。

三拍子揃っているんですね。

 

高出力・大容量な充電が可能なものは、従来のUSB充電器にもありますが

窒化ガリウム充電器のほうが、よりコンパクトで発熱が小さく、安心して使用することができます

 

これって、意外に大きなメリットだと思いますよ。

 

デメリット

デメリットとしては

・価格が少々高め
・手軽に近所で買えない

こんなところでしょうか。

 

価格が少々高め

価格はおおむね、3000円を超える感じです。

安くはありません。

ただ、売られている物のほとんどが、30W以上の充電器です。その容量で考えると、コスパはそれほど悪くはないと思います。

 

手軽に近所で買えない

大都市ではどうなのか分かりませんが、私が住むような地方都市ではほぼ見かけないんです。

手軽に近所の店舗では買うことは出来ません。現状、購入するならAmazonや楽天などのネット通販になっちゃいます。

 

まぁ、ネット通販はいまどき普通の事ですし、これも大きなデメリットではないですけどね。

 

特徴、その他

メリット・デメリットの欄とダブりますが、もう一度。

コンパクトで高出力・大容量な充電器。かつ熱くならない。

これが、特徴です。

 

冒頭で書いたように、スマートフォン、タブレットはもちろん、ノートパソコンまで充電出来るんです。

 

ただし、一つ注意点があります。

それは、USB-PD(Power Delivery)という充電規格に対応していること。

スマートフォン、タブレットは最近の機種ならば、ほとんどがUSB-PDに対応してますが、ノートパソコンの場合は注意が必要です。

ポート形状がtype-cだからといって、USB-PDに対応しているとは限りません。仕様をよく確認してみてくださいね。

ちなみに、Apple製品なら大丈夫ですね。iPhoneiPadMacBook、全てUSB-PDに対応しています。

 

 

おすすめ機種

RAVPower  61W  USB-C充電器 RP-PC112

私がもっている窒化ガリウム充電器が、こちら

 

RAVPowerRP-PC112という充電器

最大で61Wまで充電できます。

 

特徴は61Wの充電器としては最小クラスのコンパクトさ、です。

縦 49mm x 横 49mm x 厚さ 32mm

重量は約105g。

手のひらサイズ

手のひらサイズです。

取扱説明書

取扱説明書も最小クラス、ハズキルーペ無しでは読めませんw

PD対応

もちろん、USB-PDにも対応してます。

 

出力はこのような感じ。

出力

PSE認証もされていて安心です。

 

61Wというのは、MacBook Pro 13インチの付属充電器と同じ出力になります。

ですから

※ちなみに、MacBook Pro 16インチの場合は、付属充電器は96W。使用しながらだと、充電が追い付かないです。

 

そして、使用感ですが

充電中、ほとんど熱は感じません。本当に通電してんのか?ってくらい。(18W充電の場合)

私は百均の充電器も持ってますが、これはかなり熱くなります、触れないくらい。

雲泥の差です(当たり前)

 

持ち物を少なくしたい旅行や出張などで、重宝する充電器ですね。

 

Anker PowerPort Atom PD 1

もっと小さい充電器が、こちら

Anker PowerPort Atom PD 1

Anker PowerPort Atom PD 1です。

 

縦 55mm×横  35mm×厚さ 41mmで、重量は約53g。

かなり小さい充電器ですね。

 

それでいて、出力は30W

小さな体で力持ち、そんな感じ。

 

30Wというのは、MacBook Airの付属充電器と同じ出力です。

スペックがあまり高くないノートパソコンなら、この充電器でイケそうですね。

 

 

Anker PowerPort Atom III 

USB-C だけじゃなくて、USB-Aポートも欲しい、って方向けの充電器はこちら。

 

Anker PowerPort Atom III

PowerPort Atom IIIです。

縦 68mm×横  28mm×厚さ 69mmで、重量は約181g。

 

出力は

  • USB-C…最大45W。5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A
  • USB-A…最大15W。5V=2.4A / 9V=1.66A / 12V=1.25A

 

USB-Aポートは、Ankerの独自規格Power IQ3.0により、iPhoneやAndroid問わず様々な機種に対応しています。

USB-Cポートは、もちろんUSB-PDに対応してますよ。

 

この充電器なら、ノートパソコン・スマートフォン、同時に充電することが出来ますね。

 

まとめ

窒化ガリウムの充電器というのは

2019年頃から出回り始めたもので、まだ多くの人にはよく知られてないんですが

  • 高出力
  • コンパクト
  • 発熱が少ない

全てを兼ね備え、従来のものより安心して使える優れた充電器である

ということです。

 

最近では、100Wの出力にも対応したものも見かけるように、なってきました。今後も要注目です。

 

 

ちなみに、酸化ガリウムというものの開発も始まっているようです。何やら、窒化ガリウムより低価格なコストで出来る、とかなんとか…。

この酸化ガリウムの開発は日本が先行しているようですし、これにも要注目ですね。

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